スタバの店員さんとLINEをスタート
元気ですか!?
ここ最近元気があり余っていて、鼻歌まじりの生活を送っています。
しかし、昨日「明日はめちゃくちゃ暖かくなるらしい」と知人に言われ、今日薄着で買い物に出かけたところ、めちゃくちゃ寒くて「死んじゃうかもしれない…」と思った不肖・エムオーです。
ハメたのか?ハメられたのか?
ちなみに今は暖房をつけた部屋でぬくぬくとブログを書いています。
実はエムオー、最近めっきり夜型になってきたんです。
夜型といっても朝9時には起きているので昼夜逆転しているわけではないのですが、これまで24時ぐらいに寝ていたのに、現在は深夜3時ぐらいに就寝しています。
意外と夜中の方が集中して作業できる感じなんですよね。
しばらく夜型で仕事をしてみようかなと思っています。
朝方の時の仕事の効率と夜型の時の仕事の効率を比較して、このブログで報告させてもらいますね!
一日一食にも慣れてきましたし(昼にプロテインは飲んでいる)、色々新しいことを試している不肖・エムオーが今宵は人気シリーズの続編をお届けします。
そう!『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?』シリーズの第9話となります。
「人気シリーズなんて自分で言ってて恥ずかしくないのか?こんな男にはなりたくないよな」と思った人は、芥川龍之介の羅生門に出てくる老婆のように下人に身ぐるみ剥がされるでしょう。
実際に『エムオーの失笑噴飯』は「アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?」シリーズが特にアクセスが多いのです。
皆さん他の記事も見てくださいね♡
さてさて、前置きはこれぐらいにして第9話をお届けしていきたいと思います。
前回の第8話を読んでいない方はこちら。
「初めてこのシリーズの存在を知った!」という流行に乗り遅れてる人は、こちらから第1話が読めます。
仲良しのスタバの店員さんとLINEを交換することに成功したエムオー。
普段LINEをしつつ、スタバに行った時はおしゃべりをするという仲になり、幸せを感じていたエムオーでしたが、周囲の人間にそそのかされ図々しくも仲良しの店員さんをお食事に誘ってしまったのです。
それでは第9話の始まりです。
LINEで「よかったらお食事に行きませんか?」という旨を、仲良しのスタバの店員さんに送った不肖・エムオー。
それまでエムオーと仲良しのスタバの店員さんは、いいペースでLINEで会話をしていました。
エムオーは確かに幸せを感じていました。
「生まれてきてよかった」
心からそう思っていました。
お食事に誘うLINEをするまでは…。
LINEの返事を待つ時間は…果てしなく長い…
LINEでお食事に誘ったエムオーが次にできることは何だかわかりますか?
そうです、待つことです。
できることと言うか、お返事を待つしか選択肢がないんです。
恋愛系のYouTubeも「追いLINEは絶対にするな」と言っていましたし。
この時のエムオーは、お食事に行ってくれるにしても断られるにしても、LINEの返事は来るものだと考えていました。
お食事に一緒に行ってくれたら嬉しいですし、都合が悪かったり行きたくないということであれば、もちろん断られると覚悟していました。
どっちの答えのLINEが来ても、しっかりと受け入れる心構えをしていたのでした。
何事も備えあれば憂いなしと言いますからね。
しかし、ここで事件が起こります。
待てど暮らせど、LINEの返信が来ないじゃありませんか。
ミスターオクレも真っ青ではあーりませんか。
最初はもちろん「ちょうど忙しいのかな?」と思っているぐらいでした。
ちなみにこれまでは結構すぐにLINEの返信が来ていました。
明らかにいつもより返信のペースが遅いのです。
「これは一体どうしたことか…」
思わずカフカの小説「変身」の主人公であるグレゴール・ザムザが、自分の体が虫になってしまっていることに気づいた時に口走ったセリフを、エムオーは無意識に口にしていました。
スマホを見たエムオーはもう一度つぶやきます。
「これは一体どうしたことか…」
どうしていいか分からず、うつろな目で自分の部屋の壁を見続けているエムオー。
どれぐらいの時が経っただろうか…。
エムオーの体感ではかなりの時間が経過しています。
しかし、エムオーのスマホが鳴ることはありませんでした。
エムオーは声の限りに叫びました。
「天は我を見放したか!!」
※映画『八甲田山』で北大路欣也が叫んだセリフ
叫び声は虚しく響き、LINEがくることはありませんでした。
それどころかかなり大声で叫んでしまったため、隣人から壁をコツンと叩かれてしまいました。
仲良しのスタバの子を食事に誘ったことを、エムオーが激しく後悔したことは言うまでもありません。
ベッドに入り枕に顔を埋め「なんでだぁ!」と叫ぶエムオー。
しかし、そんなことをしてもLINEの返事が来るはずもなく、聞こえてくるのはLINEの着信音ではなく、隣人の壁をコツンと叩く音だけでした…。
もう気まずくてスタバにも行けない…
当たり前ですがLINEの返事が来なければ、気まずくてスタバにも行けなくなります。
「さすがに返事がないのにスタバに行ったら迷惑になってしまうだろう」と考えるのはエムオーだけではないはず。
エムオーがスタバの店員さんと仲良しになった時からとにかく気をつけていたのが、「迷惑にならないようにする」ということです。
店員さんとお客という関係が大前提にあるわけで、ホスピタリティに溢れるスタバの店員さんがお客を邪険にすることはできません。
そこに甘えることは絶対にないようにと、心に決めていたのです。
なので「悲しいけどもうスタバに行くのはやめよう」とエムオーは考えたのでした。
というわけで『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?』は、今回が最終回となります。
たくさんの人がエムオーのことを「かわいそうな中年男性」と思っていることでしょう。
そんな人たちにあえて今夜、このメッセージを送ります。
「最終回なわけねーだろ!!!」
LINEの返事がなくて落ち込んでいたのは事実ですが、天はエムオーのことを見放さなかったのです。
エムオーがネガティブに考え過ぎてただけ?
不肖・エムオー、正直言ってこれ以上ないほど落ち込んでいました。
つまらなかった人生が楽しくなっていたので、落ち込むのも無理はなかったんです。
でも、乗り越えなくてはいけないと思っていました。
激しく落胆していたため相談していた「もくり」にも顔を出しませんでした。
心配してくれた方がメッセージをくれたりして、励ましてくれました。
LINEの内容が変だったのかと心配になったエムオーは、ある女性にLINEの内容を確認してもらいました。
「相手に気を遣っているし全然問題ない」という返事をもらったエムオーは、スタバの店員さんに迷惑をかけていないことに安心し胸を撫で下ろしたのでした。
しかしそう簡単に立ち直ることはできません。
そんな時、1人で部屋で悶々と過ごしているエムオーに、1本の蜘蛛の糸が降りてきたのです。
エムオーは蜘蛛の糸を手繰り寄せ、上へ上へと登っていきました。
もうお気づきの方がほとんどでしょう。
そうです、仲良しのスタバの店員さんから遂にLINEの返信が来たのです。
返信の内容は「その日程の辺りはちょうど忙しくて…でも別の日でしたら是非」的な内容でした。
エムオーがスタバの店員さんと仲良くしていることを面白く思っていない輩達は「ハハハ!!それって普通に断られてんじゃん!どう考えてももう誘わないでって意味でしょ!?ザマをみろザマを!」と勝ち誇っていることでしょう。
エムオーは笑われても構いません。
それよりも、LINEの返信をいただけたことが嬉しくてたまりませんでした。
エムオー自身も「もう誘わない方がいいだろうな」と思いました。
できるならば以前みたいにスタバに行って、休憩の時におしゃべりできる関係のままでいれたらいいな、そう考えていました。
ちなみに、エムオーが仲良しのスタバの店員さんからのLINEを待っていた期間はどれぐらいだと思いますか?
5日?1週間?
全然違います。
1日です。
誰がメンヘラじゃ!!
誰のメンがヘラってるんじゃ!!
エムオーも今思い返せば、どうかしてたとしか思えません。
ちなみに今は、しっかりと余裕を持って物事を考えられる大人の男になっております。
ところで、エムオーが「もう食事に誘わない方がいいだろう」と思ったとお伝えしたところで、「ということは今だにお食事に行ったりしていないんだな」と思われたのではないでしょうか。
甘い。甘すぎる。
エムオーは確かに仲良しのスタバの子を、それ以来食事に誘うことはありませんでした。
しかしエムオーはその後、仲良しのスタバの店員さんとお食事を共にしました。
どうしてそうなったかって?
どんなふうに食事をしたかって?
余裕を持った大人の男になった不肖・エムオーが、そんなあなたにアドバイスを送ります。
「そうガツガツしなさんなって」
お食事にどのような流れでいったのか?どんな時間を過ごしたのか?
このままお伝えしたいのですが、残念ながら時間が来てしまいました。
決して小出しにしたいなどと、せこい考えを持っているわけではありません。
次回に詳しくお伝えしていきたいと思います。
次回!第10話『あの娘とマッシュポテト』
絶対読んでくれよな!
続きの第10話はこちら。
『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?』シリーズの第1話からはこちらから。