エムオーの失笑噴飯

日々の出来事を面白おかしく徒然なるままに

【第7話】アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?

エムオーが1度LINE交換を断念したのはなぜ?

こんばんみ。

昨日、久しぶりに旧友たちと会ってきたのですが、1番言われた言葉が「ノンアルでそのテンションはこわい」だった不肖・エムオーです。

そういえばこのブログで書いたことがありませんでしたが、エムオーはほとんど飲まないんです。

もともと弱いですし、美味しいとも思わないので基本的に飲むことがないのです。

ただ、仲良しの子が今度20歳になるので、ご飯に行った時に少し飲めた方がいいかなぁと思うので、自宅でこっそり飲む練習をしていることはここだけの話です。

ここ最近刺激になるお話を聞く機会がたくさんあり、日本政府が打ち出している所得倍増計画どころか『やる気倍増計画』がエムオーの中では既に実行されています。

はっきり言って、やる気に満ち溢れているのです。

そんな溢れ出るやる気をこの不肖・エムオー公式ブログ『エムオーの失笑噴飯』にぶつけていきたいと思っていますので、皆さんもどうぞついてきてくださいね!(たくさん読んでね!という意味)

今回は人気シリーズ『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?』の続編です。

こちらのシリーズ「待ちくたびれたぜ」という声が聞こえてくるほど、ありがたいことに人気シリーズとなっています。

耳をすませば「不肖!不肖!不肖!不肖!」という大合唱が聞こえてくるほどです。

今回は第7話をお届けします。

前回のお話、第6話はこちら。

www.life-is-comedy.com

「まだ1回も読んだことがないけど気になる!」という人はこちらから第1話を読んでください。

www.life-is-comedy.com

仲良しになったスタバ店員さんとLINE交換をしようと、行きつけのスターバックスコーヒーを訪れたエムオー。

意を決して連絡先の話になったものの、若い世代はInstagramのDMでやり取りをするという驚愕の事実を聞かされ、エムオーは深追いせず勇気ある撤退を選択することになりました。

ここまでが第6話のあらすじです。

 

読者の皆さんの中には「InstagramのDMでやり取りしてると言ってもLINEだってやってるはずだろう?LINEはやってないの?ってどうして聞かなかったんだ?」と思った人もいるかもしれません。

そんなこと思った人にエムオーは言いたいことがあります。

「ずいぶん陽の当たる場所を歩く人生だったんですね」

そんな強気でポジティブな発想になれるのは、あまり人に拒絶されたことがない人たちではないでしょうか。

不肖・エムオーは、連絡先のやり取りの時に思ってしまったのです。

「LINE交換しようって言われそうだから、基本的に人とはインスタグラムのDMで連絡を取るようにしてるって言っておこう」

その店員さんはこんなこと思っていたのではないだろうかと…。

つまり、エムオーを傷つけないように暗にLINE交換を断ったのではないだろうかと思ったのです。

「ずいぶんネガティブな発想するんだな」と思った人もいるでしょう。

今となればエムオーがネガティブすぎると思う人の気持ちも分かります。

しかし、その時のエムオーは「もしLINEを交換するつもりがあるなら、僕がインスタグラムをやっていないと伝えた時に、じゃあLINEもやってるのでLINE交換しましょ!」と言ったのではないかと思ってしまったのです。

つまり「このやり取りで連絡先を交換するつもりがないって悟ってね♡あなたをできるだけ傷つけたくないの!」というメッセージが込められているのではないかと、エムオーは勝手に推測したのでした。

とっても良い子なだけに、エムオーに罵詈雑言を浴びせることができないんだと思ったのでした。

さらにエムオーをネガティブにさせた要素は、やはり年齢差でした。

その店員さんから見ればエムオーは立派なおじさんです。(正直見た目が若いとよく言われるので実年齢には見られることがないのですが…)

エムオーは当時、その店員さんから気持ち悪いと思われないようにビクビクしつつ、とにかく気をつけていました。

いい子なだけに迷惑をかけるのは絶対嫌なので、「もし気持ち悪いと思われたら、すぐに姿を消そう」と考えていました。これは今も変わらず持っている気持ちです。

象が自分の死期を悟ると群れから離れるように、エムオーも彼女の前から姿を消す覚悟を今も持っています。

なんだかカッコイイ感じになってしまいましたね…すみません…。

女性の読者の方々はきっと「エムオーありかも」って思いましたよね。不肖・エムオー、罪な男です。

まさにカリオストロの城のルパン三世。

そんなわけなので、強引にLINEを聞くなんてエムオーにはできなかったんです。

目的を果たすことができず、トボトボと家路を辿るエムオー。

本当はコツコツとアスファルトに足音を刻みたかった(とんぼ)のですが、この時のエムオーはショボショボといった感じでした。

自宅に戻ったエムオーは、心を許してるもくり(オンラインのコミュニケーションツール)の友人たちに、再び相談をしました。

不肖・エムオーが彼らに放った言葉は…

俺、どうしたらいい?

でした。

絵にかいたような他力本願。

自分の潔さに我ながら驚きを隠せませんでした。

発想がネガティブすぎるとアドバイスをされるエムオー

不肖・エムオー、人から助言をいただいたことで最近は治ってきましたが、実はかなりネガティブ思考の持ち主です。

恋愛に限らず人間関係においてネガティブに考えてしまうことが多いので、勝手に自分から距離を置いてしまうこともしばしば。

最近はだいぶ治ってきたと思うんですけどね。ある人に色々アドバイス頂いたおかげです。人との出会いって本当大切です。

話を戻します。

スタバに赴いて2人きりで話をしたものの、連絡先を交換できなかったことを伝えたエムオー。

まず頂いたアドバイスは「マイナスに考えすぎている」というものでした。

確かにそうかもしれない…。

でもやっぱり迷惑なのでは?とつい考えてしまうエムオー。

相談に乗ってくれた人たちにアドバイスをいただきながら、エムオーはある結論に達しました。

もし嫌われていたなら休憩の時に席まで来てくれない。

これは確かにそうだと思いました。

なるほど。そう考えるとLINEの交換を暗に途絶されたわけではないと思えてきます。

もしかしたら「バカ!どうしてLINE交換しようの一言が言えないのよ!いけず!」なんて思っていたかもしれません。

ああ!なんてことだ。

おお神よ、エムオーを救い給え!

不肖・エムオーは意図せず1人の女性を傷つけてしまっていたのでした。

後悔しかありませんが、傷つけてしまったことはもう取り返しのつけようがありません。

エムオーにできることはなにか…真面目に考えました。

自宅の鍵を紛失した時に「どうしたら家に入ることができるだろうか」と考えた時ぐらい真面目に考えました。(結局鍵屋さんを呼んだ。4万円もかかった…)

エムオーにできること、それは…彼女の傷を癒してあげることだけでした。

たとえこの身が砕けようとも「LINE交換しようの一言を言おう」

そう決意してエムオーは再びスターバックスへと向かったのでした。

深刻に考えていた物事は意外にあっさり決着がつく

LINEを交換するという高い高い志を胸に、仲良しの店員さんの出勤日に再びスタバに向かうエムオー。

「エムオーは出勤日をどこかで調べてるんじゃないのか?大丈夫なのか?ちょっと心配になってくる…」と、エムオーが無茶な行動をしているのではないかと心配している読者もいるかもしれません。

安心してください、履いてますから。

うぅ、より一層心配する人が増えるような発言をしてしまった。

安心してくださいと言うと、つい言いたくなってしまうんです。

真面目に不安を解消しておきます。

安心してください。

仲良しの店員さんの方から、次の出勤日を毎回教えてくれているのです。

僕の方から聞いたことはありません。

このことも相談しているメンバーが「エムオーのことを嫌っているとは考えにくい」とアドバイスしてくれる1つの要因になっていました。

今回スタバに赴いているエムオーは前回と大きく違い、自信に満ち溢れ堂々としています。

地鳴りが響き、すれ違う人たちがエムオーを応援しようとエムオーの後をついてくる始末、あまりに大所帯になってきたため参勤交代のようになってしまい警察が出動してきます。

警察の制止する声をかき消すように、人々は声の限りに叫んでいます。

「不肖!不肖!不肖!不肖!不肖!不肖!不肖!不肖!不肖!不肖!」

鳴り響く不肖コール。手を上げて応えるエムオー。

ボルテージは最高潮です。

※全てエムオーのイメージです

いよいよスタバに到着したエムオー。

仲良しの店員さんもエムオーが来たことに気が付き、距離のある中で軽く挨拶を交わします。

前回と違い、緊張することなく堂々とドリンクを買うエムオー。

ドリンクを受け取りテーブルで本を読みながら、いつも通り仲良しの店員さんの休憩時間を待ちます。

そしてついに、その時はやってきたのです。

何気ない会話が繰り広げられ、経過する時間。

エムオーは少々焦りを感じ始めていました。

「このままでは休憩時間が終わってしまう」

業を煮やしたエムオーは、強引にLINE交換の話を切り出しました。

あまりの唐突さに隣のテーブルでコーヒーを飲んでいた男性がびっくりし、思わずコーヒーを噴き出していました。

対面のテーブルに座っていた女性2人組は思わず立ち上がり、固唾を飲んでエムオーとその店員さんの様子を伺っていました。

エムオーはコーヒーを噴き出した男性に「すまない」と心の中で謝罪をしつつ、LINE交換の話を続けたのでした。

どれぐらいの時間が経っただろう…。

実際は3秒、もしくは5秒ぐらいだったかもしれません。

しかしエムオーには、その時間が果てしなく長い時間に感じたのでした。

そして口を開いた彼女は、こんな言葉を僕に言ったのでした。

「あぁ、全然いいですよっ」

あっさり!!めちゃくちゃあっさりしている!

不肖・エムオーはアラフォーです。

そんなエムオーはあることを思い出していました。

これまでの人生で、自分が深刻に考えていた物事が蓋を開けてみると、あっさりしたものだったことが多々あったことを。

あっさりしていたとしても、望んでいた最良の結果を手にしたエムオー。

天にも昇る気持ちだったことは、説明する必要がないでしょう。

コーヒーを噴き出した男性が、100万ドルの笑顔でLINE交換をする2人を見つめています。

思わず立ち上がり固唾を飲んで見守っていた女性2人組の頬がキラリと光っていたのを、不肖・エムオーは見逃しませんでした。

「幸せは伝染する」そんなことを改めて強く思ったエムオーでした。

 

読者の皆さんは一安心したのもつかの間、「LINEを交換した後、2人の関係はどうなったんだ?」と気になりだしていることでしょう。

果たしてLINEを交換することに成功したエムオーは、仲良しの店員さんとさらに仲良くなることができたのか?

もちろんまだまだ続きます。

次回!第8話『スキャンダルは勲章さ』

絶対読んでくれよな!

第8話はこちら。

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第1話から読みたい方はこちらから。

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