エムオーの失笑噴飯

日々の出来事を面白おかしく徒然なるままに

【第6話】アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?

刻一刻と迫るLINE交換のタイミング

こんばんみ、不肖・エムオーです。

今日は歯医者に行ってきました。

もうかれこれ1年近く歯医者に通っています。

エムオーは治療に関して詳しく質問をしないし、自分で言うのもなんですが人当たりの良い感じなので、あまりに長くかかっている治療に対して、もしかしたら完全に舐められていて、ボッたくられているんじゃないかと危惧し始めています。

でも歯科衛生士さんが良い人だから、きっとそんなことはないと思います。

良い人といっても、世間一般で良い人と言われるようなニコニコしていて優しい感じの良い人ではありません。

その歯科衛生士さんは愛想笑いを絶対にしないし、歯に衣着せぬ言い方でこれでもかと口撃してきます。

あ、口撃と言ってももちろん歯に関することですからね。

このブログの第1回目の自己紹介でも言いましたが、不肖・エムオーはMだからエムオーというわけではありませんので。勘違いしないように。

※こちらを参照

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その歯科衛生士さんは、とにかく厳しくて良い人なんです。

「エムオーはスタバの子じゃなくて、その歯科衛生士さんが好きなんじゃないか?」と思ったあなた、もっと思慮深くなりましょう。そんなんじゃこの東京砂漠を歩いていけませんよ。

エムオーはマスクを取った姿を見たことがない女性を好きにはなりません。

なんだかこの言い方をすると、不肖・エムオーが顔で女性を選ぶような感じになってしまいますが、そういうわけでもありません。

ただ、顔は重要です。男性も女性も重要です。

「最低!!」と思った人たちも、この理由を聞けば納得してくれるでしょう。

人間の顔には内面が滲み出るからです。

しかも年齢を経れば経るほど、性格が顔に表れてきます。

不肖・エムオーはそんな考えを持っているので、人を好きになる上で顔はとっても重要な要素なんです。

「でも顔が整っている方がいいってことでしょ?結局はそういうことでしょ?」

そんなことを言うあなたには、寝ている間に鼻の穴にカールを詰めてあげましょう。

あ、カールはもう売ってないんだった…命拾いしましたね。その命、大切にしてください。

顔が整っているかどうかなんて問題ではありませんよ。

内面がいい人というのは、可愛いオーラを放つんです。

数々の女性と浮名を流してきたエムオーが言うんだから間違いありません(信じるか信じないかはあなた次第)

あのオードリー・ヘップバーンも『美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい』という名言を残しています。

だから簡単に汚い言葉を口に出してはいけませんよ。

不肖・エムオーも肝に銘じておきたいと思います。

しかし、皆さんに1つ謝らなければならないことがあります。

スタバの子も歯科衛生士さんも普通に綺麗です。美人です。

スターバックスの仲良くしてくれている子に関しては「立てば芍薬座れば牡丹」であることを以前からこのブログに書いていますし、歯科衛生士さんをマスクで隠れている以外の部分に関しては、街を歩いていたら振り返られるだろうなと思う感じの美人さです。

だいぶエムオーフィルターもだいぶかかっていると思いますが…。

今回はたまたま実際に美人な2人を例に出しているだけで、エムオーは内面の可愛さが顔ににじみ出ている人が好きということしっかりと伝えておきます。

我こそは内面の可愛さがにじみ出ているなり!という人、メッセージ待っていますね!

 

「どうでもいいけどスタバの子の話をいい加減早くしてくれ!」

そんな声が聞こえてきたので、『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?』シリーズに入っていきたいと思います。

本題に入るまでに1,400字も書いてしまった…この前置きが長い癖を直したい…

今回は第6話です!

仲良くしてくれているスタバの店員さんにLINE交換をしてもらおうと、再びスタバにやってきた不肖・エムオー。

レジでドリンクお会計し、出来上がったコーヒーをもらいテーブルにつき、仲良しのスタバの店員さんの休憩時間を待ちます。(この店員さんは休憩時間になるとエムオーのテーブルに来ておしゃべりをしてくれます)

ここまでが第5話までの内容でした。

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このシリーズを読んだことがない人で、第1話から読みたい人はこちらから。

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LINEを交換するという目標を持ち、コーヒー片手にテーブルで本を読んでいる不肖・エムオー。

いつも通りであれば、仲良しのスタバの店員さんは休憩になったらエムオーのテーブルにやってきてくれるはずです。

周りから見ればスターバックスのコーヒーを片手に本を読んでいる渋い中年男性に見えているはずですが、実際のところ本なんか読めるわけもありません。

記憶が定かではありませんが、もしかしたら手に持っている本は上下逆だったかもしれません。

その店員さんは時々、エムオーに向かって手を振ってくれます。

大人らしくニコッと微笑みだけを返すエムオーでしたが、心の中では「キャワーーーーーー!!!可愛すぎるぅ〜〜〜〜!!!」とリトル・エムオーがええじゃないかを派手に踊り狂っていました。

リトルエムオー?いや、リトル不肖エムオーか?どっちでもいい、こっちはそれどころじゃない。

そんな感情の波に襲われながら、チクタクチクタクと時間は進んでいきます。

そしていよいよ、そのスタバの子の休憩時間がやってきたのです。

つまり不肖・エムオーがLINEを交換するという任務を遂行する時間がやってきたのです。

緊張のあまりこみ上げてくる胃液と共に…

♪ダン!ダン!ダン!ダンダン!ダン!ダン!ダンダンダン!♪

不肖・エムオーの頭の中では映画『ミッション・インポッシブル』のテーマ曲が流れています。

仲良しのスタバの子が、エムオーのテーブルへと今まさにやってきてくれています。

すでにエムオーは映画ミッションインポッシブルのトム・クルーズ演じるイーサン・ハントになり切ってしまっています。

地面に触れれば大惨事になる!そんな緊張感で仲良しのスタバの子を迎えました。

※画像の男性はトム・クルーズであって不肖・エムオーではない

「お疲れ様!」から始まり、いつも通り会話をし出すエムオーとスタバの店員さん。

よく考えたら、これだけでもすごいことじゃないか。

エムオーはこうやって休憩時間におしゃべりできるだけでも幸せだったのに…「もくり」で相談してしまったばっかりに…KとSにけしかけられたばっかりに…なんだってこんなことに…グスン。

いや、待てよ…。悪ふざけではなく親身になってくれている女性のYさんとFさんも、「その店員さんの態度は、エムオーのことを悪く思っていないはず」的なことを言ってくれていた…はず…。

そんな言葉思い出し背中を押されたエムオーは、一歩前に踏み出しました。(実際に踏み出したわけではなく心の話。元々距離が近いので本当に1歩踏み出したらかなり怖い)

エムオーはいつLINE交換の話題を出そうかと、会話の流れ・タイミング・店員さんの表情すべてに全神経を集中しています。

何やら口の中が苦い…どうやらコーヒーの苦味ではない。

不肖・エムオーは気づきました。

「これは胃液だ…」と。

どうやら緊張のあまり、エムオーの内の臓が誤作動を起こしてしまっているようです。

逆流を始めようとしているのをエムオーは必死に堪えます。

今はまだ抑えることができていますが、激流になってしまったら大変です。

もうエムオーの力ではせき止めることができないでしょう。

そもそもスタバの店内で嘔吐してしまったら、ホスピタリティに溢れるスタバの店員さん達は嫌な顔をせずに掃除するのを手伝ってくれそうですが、さすがにエムオーはもうその店に行くことができません。

平静を装うため顔には笑顔を浮かべながら、胃液を飲み込むエムオー。

そしてついに連絡手段に関する話題になったのです。

連絡手段はラインが主流じゃない?ジェネレーションギャップに頭が真っ白に

(いつも目安にしてる文字数の3000文字を超えましたが、ここで終わりにするとクレームがたくさん来てしまいそうなので、もう少し続けさせていただきます。)

スタバの店員さんとの会話の中で、連絡手段についての話に持っていったエムオー。

何がどうして連絡手段の話になったのか全く覚えていないのですが、とにかくうまいことその話題にもっていったのでしょう。

まさか「人と連絡するのとか好き?」などと、わけのわからないことを口走っていないことを願うばかりです。

しかし連絡手段の話になり、エムオーはジェネレーションギャップを感じることとなったのです。

このことを知らない人は絶対にたくさんいると思うのですが、どうやら今の若い子はインスタグラムのDMでメッセージをやり取りするらしいのです。

驚愕です。

そして不肖・エムオーはインスタグラムをやっていません。

これからやろうかなという思いはありますが、当時は全くやっていなかったのです。

「まずい…おっさんと思われる…いや、おっさんとはすでに思われている…しかし…やっぱりおっさんとは話が合わないと思われる事態は避けたい…」

不肖・エムオーはない頭をフル回転させ、ある言葉を絞り出しました。

「そうなんだ!インスタやってないんだよね」

その店員さんに幻滅した様子はなかったので、インスタをやってないことは特に問題ではないと確信しました。

さて、今回のミッションは「LINEを交換すること」です。

エムオーの頭の中に2つの選択肢が浮かびました。

  1. 強引に事を進める
  2. 勇気ある撤退

読者の皆さんは強引に事を進めたエムオーを期待していることと思います。

申し訳ありません。

この日エムオーは、勇気ある撤退を選択したのでした。

「アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?シリーズも今日で終わりか。あんまり面白くない終わり方だったな」と思ったあなた、安心してください。

物語は終わりません。

そして、この日の勇気ある撤退が後にエムオーに幸運をもたらすことになるのです。

体勢を立て直すべく一旦帰宅したエムオーは、LINEを交換するというミッションを完遂するために、再びスタバを訪れることになります。

この続きはまた次回ということで…。

次回!第7話『胸騒ぎを頼むよ』

絶対読んでくれよな!

 

続きの第7話はこちら。

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