毎回一緒に休憩を取ってくれるスタバの店員さん
こんばんは、不肖・エムオーの失笑噴飯(しっしょうふんぱん)の時間です。
いよいよ1月3日になりました。
お正月ももうすぐ終わりですね。
不肖・エムオーは1月1日からの3日間ブログしかやっていません。
新年早々から起床してお湯を飲み、コーヒーを飲みながらブログを書き始め、お昼ご飯を貪り、ブログを書き、晩御飯を貪り、ブログを書き寝る。
そんな生活を送っています。
「なんかエムオーってかわいそうだな」
そう思う人も少なくないでしょう。
でもエムオーは落ち込んでいません。むしろ「不肖・エムオーの失笑噴飯」を書いてる時は幸せです。
ただせっかく可哀想だと思ってくれているので、このまま同情してもらうのもありかもしれません。
エムオーは褒められて伸びるタイプなので、あたたかいブログの感想で昇天させてください♡
さて、今回は『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?』の第5話となります。
いよいよこのシリーズも第5話です。
「ついに物語は佳境を迎えるのか?」と思われそうですが、まだまだ全く佳境ではなく、むしろ完全に序章です。
リアルな実生活の方がクライマックスを全然迎えていないので、まだまだ全然佳境じゃないんです。
「このブログ内で早めにいい感じに終わらせるために、早いとこ勝負に出ちゃえよ!告白しちゃえよ!」
そんな無責任なことを言うあなたに言葉送ります。
「あなた責任取れるんですか?」
「人の人生なんだと思ってるんですか?」
ドラマ「とんぼ」の中で、長渕剛さん演じる主人公の小川英二はこんなことを言っていました。
「人間はよ、茶化して遊ぶおもちゃじゃねえんだよ」
いい言葉ですね。
「エムオーの失笑噴飯」なんていうタイトルを付けている事を考えると、我ながら矛盾を感じずにはいられませんが…。
ちなみに「告白しちゃえよ」って言われても…僕はまだその子のことを好きだなんて一言も言っていませんからね。
「何言ってんだよ、好きなんだろ?バレバレだよ」
そんなこと言われたらエムオーは中学生に戻り「は?す、好きじゃねーし!」と答えるでしょう。
こういうことはもっとデリケートに聞いてほしいものです。
例えば、修学旅行の夜に消灯後の真っ暗な中で布団に入りながら、囁き声で「好きな人いる?」ぐらい慎重に聞いてほしいものです。
もう一度言っておきますが、僕はそのスタバの子のことを好きだなんてまだ言ってませんからね!
とっても大切なことに違いはありませんが。
年齢差もありますし、「まさか向こうにそんなつもりがあるわけない」という気持ちも心にしっかりあります。
それでは気を取り直して、前回の続きを書いていきたいと思います。
(この前置きをもっと短くできれば、物語の進み具合ももっと早くなるんですけどねぇ…それができないんです)
前回の第4話を読んでいない方はこちらから。
このシリーズをまだ読んだことがない!という人は、第1話をこちらからどうぞ。
第4話では仲良くしてくれているスタバの店員さんが、休憩の時に僕のテーブルに来てくれておしゃべりをしたことを書きました。
そして休憩の時にテーブルに来てくれたのは1回だけでなく、その後も休憩のタイミングが合う時はテーブルに来て休憩の間おしゃべりをしてくれたのでした。
ここまでが第4話でお伝えした内容です。
不肖・エムオーはこの休憩の間だけでも、素敵だと思っている店員さんとお喋りできることに十分満足していました。
しかし、この出来事を「もくり」というオンラインサービスでお世話になっている仲間に話したことで、エムオーの思考に変化が訪れます…。
「向こうも好印象を持っているはず」というアドバイス
「もくり」というオンラインサービスでお世話になっている方々に、「こんなことがあった」と報告した不肖・エムオー。
こういった恋愛系の話は誰しもが退屈ではないようで、皆さん親身になって色々なアドバイスをくれました。
ここでエムオーが感じたのは、男性と女性でアドバイスの質がだいぶ変わるということでした。
男性陣は基本的に無責任で、「もっと距離を縮めろ」とグイグイ背中を押してきます。
エムオーが断崖絶壁に立っていたら、間違いなく突き落とされている勢いです。
ギリギリつかまっている片手を靴を履いたままグリグリと踏み潰すことも厭わない勢いです。
挙句の果てには、「白黒ついた方がこっちとして面白い」とカイジに出てくるハンチョウかと思うほど、真面目に無責任発言をしてくるのでした。
そんな男性陣に比べて、女性陣は非常に好意的です。
あ、好意的というのは僕に対して好意的という訳ではなく、この物事に対して好意的という意味です。
ちゃんと補足しておかないと調子に乗ってると思われそうなので。
やはり女性の気持ちというのは、女性の方がよくわかります。
むしろ男には女性の気持ちというのはいまいちわかりませんからね、だからこそエムオーも困り果てているわけで…そんなわけで。
多くの方に色々なアドバイスを頂いたわけですが、共通していたのは「そのスタバの子はエムオーに対して悪い印象は持っていないはず」ということでした。
不肖・エムオーは自分がアラフォーということもあり、どこかネガティブに考えがちになっていて「本当は迷惑なんじゃないか」と思うことも少なくなかったのですが、おかげで少しホッとすることができました。
そしてエムオーは新たに次のアクションを起こす決意をします。
簡単なことではありません。
大きな壁を乗り越えなくては、到底成し遂げることはできないと感じました。
超巨大跳び箱のモンスターボックスを飛び越えるほどの、勇気と力が必要でした。
不肖・エムオーの人生の中でも、もしかしたらベスト3に入るぐらいの困難極まる行動を起こすことにしたのでした。
「まさか…いきなりプロポーズをするっていうことか?しかもあのクソ寒いフラッシュダンスでプロポーズをするとか?」
あなた絶対イカれてます。
プロポーズなんかしてごらんなさい。
200%断られます。
というかその前にフラッシュダンスでプロポーズして結婚した夫婦に謝りなさい。
エムオーが起こそうとしている行動は、仲良くしてくれているスタバの店員さんと連絡先を交換することでした。
連絡先を交換と言うと昭和の匂いがプンプンしますが、つまり…LINEを交換するということです。
不肖・エムオーとしては、こんな大それた行動はまだ早いと感じていましたが、もくり内の無責任な男性陣(特にKとS。Hに至っては「刺激があった方がこっちが面白い」と言う始末)の口車に乗せられ、その気になってしまったのでした。
姉さん…まさかこの時の軽はずみな行動が、あんな結果になるとは…この時はまだ知る由もありませんでした。
※高嶋政伸主演ドラマ『HOTEL』から引用
スタバの店員さんとのLINE交換にすべてを賭けろ!
鬼才と呼ばれる映画監督スタンリー・キューブリックの初期の作品に、『現金に体を張れ!』という映画があります。
不肖・エムオーのとても好きな映画です。
エムオーの頭の中では『LINE交換に体を張れ!』というタイトルに変換されていたことは言うまでもありません。
そしてついに、エムオーが再びスタバに赴く日がやってきました。
湧き上がる歓声、無遠慮に寄せられる好奇の目、額から流れ落ちる汗は拭わずに流れるままにしておきました。
なんのこっちゃと思われたかもしれませんが、それぐらいの気持ちでお店へと歩を進めていたということです。(もちろん実際は1人でテクテク歩いてるだけです)
ちなみにこの頃は、その店員さんは出勤している日をエムオーに教えてくれるようになっていました。
お店に着くと、その子は元気に働いていました。
いつも通りドリンクをオーダーしようとした時に、エムオーは自分の異変に気が付きました。
喉が…カラカラだ…。
どうやら緊張のあまり、鼻呼吸ではなく口呼吸をしてしまっていたようです。
平静を装って何とかをオーダーを済ませて、ドリンクが出来上がるのを待ちます。
この時エムオーは、さらに自分自身の異変に気が付きました。
鼓動が…はやい…。
まさにドキドキさせるよドキンちゃんといった感じ。
ドリンクを受け取り、テーブルに着く不肖。
ドリンクを受け取る手が小刻みに震えていたのは、ここに書くまでもないであろう。
まるで羽生善治が勝利を確信した時の1手ように、エムオーの手は震えていました。
刻一刻と、その子の休憩時間が近づいてきます。
鼓動がはやくなると言うか、この頃には胸が締め付けられる感じになっていました。
まるで空条承太郎のスタープラチナに心臓を掴まれて鼓動を止められているようでした。
※ジョジョの奇妙な冒険第3章参照
そしていよいよそのスタバの子の休憩時間になり、僕のテーブルにやってきてくれたのでした。
果たしてエムオーはスタバの店員さんとLINEを交換することはできるのか…?
次回!第6話『DON'T CRY MO'S LOVE』
絶対読んでくれよな!
第6話はこちら。
第1話から読みたい方はこちらから。