店内でコーヒーを飲んでいたらスタバの店員さんが…
2022年、大晦日です。
皆さんゆっくりと過ごされている時間帯なのではないでしょうか。
不肖・エムオー、前回の第3話でも書きましたが年末年始に特別なことはしないタイプです。
いつも通りパチパチとキーボードを叩いてブログを書いています。
「寂しいやつだな」
そう思った人もいるでしょう。
しかし、不肖・エムオーはすでに今日出掛けて、帰宅してこのブログを書いています。
「出かけた?エムオーのくせに?」
そう思った輩は混雑してる初詣に行った際に、遠目から投げられたお賽銭の小銭が後頭部を直撃するでしょう。
しかもそういった輩に限って、もしかしたら遠目から投げられたお賽銭の小銭がフードに入るかもしれないと、普段着ないパーカーを着て初詣にいくものです。
長渕剛の歌のように、バチにけっつまずいて膝を擦りむけばいいのに…。
※長渕剛『RUN』参照
大晦日の今日、不肖・エムオーがどこに行ってきたかと言うと…
スタバの店員さんに会ってきたんですよ!
とっても幸せでしたし会っていただいて感謝です。
とは言っても、そんなことに一喜一憂する不肖・エムオーではありません。
そんなことで浮かれていたら、不肖の名がすたります。
ただ、ここ最近で1番嬉しい出来事で、起床した時からテンション高く、しっかりと眉毛を整え、髭を剃り、ヘアセットも入念にして、BBクリームを塗り、鼻歌を歌いながら会いに行ったということだけは伝えておきましょう。
そして今もとても穏やかで、幸せな気持ちです。
最高の大晦日と言えるでしょう。
「一喜一憂してるじゃないか」
そんな言葉が聞こえてきそうですが、不肖・エムオーは嘘は言っておりません。
エムオーにあるのは「一喜」だけだからです。
憂鬱な気持ちなど、どこにあるのでしょうか。
しかも「一喜」どころではなく「千喜」もしくは「万喜」といったところでしょうか。
とにかく何が言いたいかと言いますと、もうこれだけで十分幸せな日だったと言うことです。
それがたまたま大晦日だったということですね。
さて、それではそろそろ本題に入っていきたいと思います。
アラフォーの不肖・エムオーが、スタバの店員さんといかにして仲良くなっていったのか、今回も余すところなくお伝えしていきます。
前回の第3話を読んでない人はこちら。
「まだまったく読んでない!」という情弱な人はこちらの第1話からお読みください。
まだ第1話も読んでいないような情弱だと、情報商材屋に狩られてしまいますよ!
ちなみにもしも情報商材に騙された場合は、不肖・エムオーに連絡するのではなく消費者センターに連絡しましょう。
それでは第3話の続きから…。
スターバックスの店員さんの中で、1人の店員さんと特に仲良くなり頻繁におしゃべりをするようになった不肖・エムオー。
しかし、24歳か25歳だと思っていたその店員さんは、まさかまさかの19歳。
ちなみに24歳ぐらいだと思っていた理由は、とても気遣いができて言葉遣いが綺麗だったからです。
自分が19歳の時なんて…ここに書くと一気に読者が減ってしまいそうなので自重しておきます。
仲良しになっていた店員さんが19歳だと知り、「ああ!神はなぜエムオーにこんな試練を!」と枕に顔を埋めて叫んだ不肖・エムオーでしたが、理性を保ち適切な距離感を持って接していくことを決めたのでした。
その後もスタバに行き、その店員さんがいる時はおしゃべりをするといった感じでした。
平和な日常が続いていました。
こんな日々がずっとずっと続いたらいいのにな。
しかし、そうは問屋が卸しません。
世の中はいつだって諸行無常です。
不肖・エムオーの耳には祇園精舎の鐘の声が鳴り響き、その響きは諸行無常へと変わっていたのでした。
- 「もう来ないでもらえませんか?」
- 「気持ち悪いんだよ!」
- 「あんたイカれてるよ!絶対イカれてる!」
スタバの店員さんから不肖・エムオーがこんな言葉をかけられたんじゃないかと思ったあなた、貧しい、心が貧しすぎるよ。
不肖・エムオーが痛い目を見ることを期待している人たちにとっては、期待を裏切る形になって申し訳ないのですが、諸行無常の響きは実にポジティブなものだったのです。
ある日、仲良しのスタバの店員さんから軽く会話をしながらドリンクを買った僕は、テーブルについてコーヒーを飲んでいました。
その時に起こった出来事が自分にとってあまりに衝撃的だったので、パソコンを開いて仕事をしていたのか、読書をしていたのかは覚えていません。
仲良しの店員さんは休憩に入った時に、予想もしていなかった行動を起こしてくれたのでした。
「ここ座っても大丈夫ですか?」
有頂天外!歓天喜地!
不肖・エムオーがその時どんな表情していたのか、不肖・エムオー自身が1番興味があります。
「その時、歴史が動いた」と言っても決して過言ではないでしょう。
※「有頂天外(うちょうてんがい)」…この上なく大喜びすること
※「歓天喜地(かんてんきち)」…思わず小躍りするような大きな喜び
休憩を一緒にスタバのテーブルで過ごす
不肖・エムオーは硬派な男として生きてきました。
まだそこまでよく知らない女性とテーブルを囲むなどという行為は、エムオーの辞書にはありません。
ということはエムオーは休憩に入ったスタバの店員さんの「ここ座ってもいいですか?」という申し出を断ったのか…?
「エムオーもなかなかやるじゃないか。見直したよ」
……………
……………
バカか!?お前バカか!?
豆腐の角に頭ぶつけちまえ!
立てば芍薬座れば牡丹だぞ!?(※第2話参照)
一体誰が断ることができるというのか!
辞書というものは毎年新しいものに改訂されています。
不肖・エムオーの辞書も例外ではありません。
ま行を調べると、新しい不肖・エムオーの辞書には「まだそこまでよく知らない女性とも楽しくテーブルを囲む」という言葉が記載されていました。
そんなわけでエムオーは、彼女の申し出を快く受けたのでした。
この時不肖・エムオーがどんな言葉をスタバの店員さんにかけて椅子を勧めたのか…怖いことに全く覚えていません。
どうか「恐悦至極です」などと言っていないことを祈るばかりです。
※「恐悦至極(きょうえつしごく)」…慎みながらも大喜びすること
一瞬で時間が過ぎ去る
同じテーブルに座ってもらって、まさか無言で過ごすわけにはいきません。
いや、むしろたくさんおしゃべりしたいのが本音です。
お互いがお互いのことを知らないことだらけなので、会話に困ることはありません。
不肖・エムオーはその店員さんのおかげで、短いながらも幸せな時間を過ごしたのでした。
楽しい時間は一瞬で過ぎ去るもの。
恋人に会う時の足取りは下校する生徒のように軽く、恋人と別れた後の足取りは登校する生徒のように重い。
そんなことを言ったのは、確かシェイクスピアだっただろうか。
うまいことを言うもんである。
シェイクスピアだって人間です。
この一節を思いついた時、「いいフレーズ思いついちゃった!」って絶対思ったんだろうなって邪推してしまうのは大人の良くないところです。
ちなみに、スタバの店員さんはまったくもって恋人ではありませんが…。
とにかく、おかげで非常に楽しい時間を過ごすことができました。
不肖・エムオーの生涯をテレビで物語調に描いたとしたら、この時の出来事は間違いなく「その時、エムオーの歴史が動いた!」と表現されていたでしょう。
一緒に休憩を取ってくれた真意は?
読者の多くが間違いなく疑問に思っていること。
それは「そのスタバの店員さんはどういう思いでそんな行動に出たのか?」ということでしょう。
象は自分で死期を悟ると、自ら群れを離れ孤独に死を迎えると言われています。
象はなぜ死期を感じると群れから離れるのか…?
スタバの店員さんは、なぜ休憩の時に不肖・エムオーのテーブルに来てくれたのか?
答えの出ない疑問というものは、いつの世にもあるものです。
ラビリンス。
つまり、その店員さんがなぜ休憩の時にエムオーのところに来てくれたのかは、未だに解明されていません。
とてもコミュニケーション能力が高い女性なので、特に深い意味はない可能性も十分にあります。
エムオーは中年男性です。
深い意味があると考える方が不自然でしょう。
そういえば少し前にブログ関係のセミナーに初めて参加したのですが、歓談できる時間になった時にエムオーが1人ぽつんと座っていたところ、なんと主催者の方が話しかけてきてくれたことがありました。
きっと1人で佇んでいるエムオーを見て、いたたまれなくなったのでしょう。
本当に優しい人だと今でも感謝しています。
もしかしたら、そのスタバの店員さんも同じような感じなのではないだろうか…そんな思いがエムオーの脳裏によぎります。
(厳密に言うと、セミナーに参加する前にスタバの店員さんとの出来事は起きているので、これは完全なる後付けです)
でも後になって、「もしかしたらあの時の行動はこういうことだったのかな」そんな風に思うこともたくさんありますもんね。
ちなみにネットの情報によると、スタバの店員さんが店内で休憩を取ることはそこまで珍しくないようです。
客席に座って、お客さんからの視点をしっかり持つためだそうです。
エムオーのテーブルに来てくれた理由も、このためだったのかもしれませんね。
不肖・エムオーは傷つきたくないがために、ポジティブに考えることを恐れています…。
一緒に休憩を取ってくれたのは1回だけ?
ここまで今回のブログを読んでくれている方の多くは、「店内で一緒に休憩を取ってくれたのはその1回だけ」と思っているでしょう。
ザマを見ろ!と思っていることでしょう。
残念ながら大ハズレです。
東京フレンドパークでいったらタワシをゲットしたようなものです。
しかし安心してください。
まだチャンスはあります。
新婚さんいらっしゃいでは、タワシにハワイがついてることもあります。
実はそのスタバの店員さんが休憩の際にエムオーのテーブルに来てくれることは、1回だけではなかったのでした。
休憩中におしゃべりができるだけでも、不肖・エムオーにとってはとっても嬉しいことです。
人とのコミュニケーションに飢えていたエムオーの喜びは、想像するに容易いでしょう。
「休憩の時におしゃべりをする関係になったのは分かった。関係はそこで止まっているということで間違いないよね?」
大間違いです。
なんだかこういう言い方をすると、かなり関係が進展しているように感じさせてしまいそうですが、やましいことは一切しておりません。
天地神明に誓います。
それでは、さらにどんな風に仲良くなっていたのかをお伝えしていきます。
このまま勢いで書いていきたいのですが、いつのまにか4000文字を超えていました。
続きはまた次回ということで…。
最後に少し大晦日っぽいことを言っておきましょう。
皆さん、良いお年を!
来年も不肖・エムオーのブログ見てくれよなっ!
次回!第5話『エムオー、世界中の誰よりきっと熱い夢を見る?』
絶対読んでくれよな!
第5話はこちら。
第1話から読みたい人はこちら。