後にエムオーが仲良くなるスタバの店員さんとの出会い
さぁ!草木も眠る丑三つ時!
いやまだ18時か。
夜はこれからです。
こんばんは、23時にはベッドに入って本を読むのが習慣の不肖・エムオーです。
草木も眠る丑三つ時と聞くと、鳥肌が立つぐらい怖い感じがするのは幼少期のトラウマだろうか。
記憶にはないけど、何かあったんじゃないかというぐらい『草木も眠る丑三つ時』ってホラーパワーワードですよね。
あと、耳なし芳一って名前聞くだけですごい怖いです。
「そんな与太話はいいから早くスタバの店員さんと仲良くなった話をしろ」って?
まあまあ、慌てなさんな。
慌てる乞食は貰いが少ないってね。
ちなみに言葉のアヤで言っただけで、読者の皆さんを乞食呼ばわりしてるわけではないので勘違いしないように。
僕にとって読者の皆さんは何者にも代え難い存在なので、乞食呼ばわりなんてするはずがありません。
読者さんが笑ってくれるなら、僕は悪にでもなる。
不肖・エムオーがポプラの枝になる前に、スターバックスの店員さんとの話に入っていきたいと思います。
※わからない人は中島みゆきの『空と君とのあいだに』を聴いてね
第1話を読んでない人は『アラフォー男性はスタバの店員さんと仲良くなれる?第1話』を読んでから、今回の第2話を読むことをオススメします。
というか第1話を読んでいないと、たぶんなんのこっちゃ分かりません。
さらに、第1話を読んで「進展がなさすぎる!引っ張りすぎだろ!」というクレームをいくつか頂きましたが、クレームは一切受け付けておりませんので…悪しからず。
大好評の第1話はこちら!
さて、スタバに通うようになり、無事に誰とも喋らない日が減ったエムオー。
おかげさまで、人間として精神的余裕を手に入れたと実感。
前回にも書きましたが、特定の店員さんというわけではなく、スタバに行った時は僕のことを覚えてくれているどの店員さんとも、笑顔で挨拶や少しの世間話をするようになっていました。
皆さんとてもいい人なので何かお礼がしたいと思い、不肖エムオーはささやかながらスタッフさんたちにお菓子の差し入れをすることに。
「下心丸出しだな!下衆(ゲス)が!」そう思った心が荒んだ人たちは、明日外出しようとしたら持っている靴がすべて右だけになっていることでしょう。
右用の靴を左足に履いて歩くのは結構きついぜ。
下心がない証拠に誰か特定のスタッフさんというわけではなく、「皆さんでどうぞ。いつもありがとうございます」といった感じで、確かクッキーか何かを差し入れしたと記憶しています。
その時に勤務していたスタッフさん達は、全然大したことないクッキーにもかかわらず「ありがとうございます!」と喜んでくれていました。
さすがのホスピタリティです。
もし僕がスタバの店員さんの立場だったならば、裏に行くなりすぐさまクッキーを箱から全て出し、クッキーの箱の底を確認し「なんだ、本当にクッキーだけか…」とつぶやいていたに違いありません。
いわゆる実弾と呼ばれる現金・賄賂を期待してしまっていたことでしょう。
お世話になっているスタバの方々にクッキーの差し入れをし、その日は終わりました。
僕が仲良くなるスタバのスタッフさんと出会ったのは、クッキーを差し入れた当日ではなく、数日が経った日でした。
しかし、それはまた別のお話…。
いや…別の話ではなかったですね、思いっきり今回のテーマでした。
危うくまたクレームの嵐となるところでした。
危ない危ない。
わざわざお礼を言いに来てくれたスタッフさん
数日が経過して、僕はコーヒーを飲みながら仕事をするために再びスタバに行きました。
クッキーを差し入れしたのは数日前なので、スタッフの方々に何か言われることもなく、いつも通りオーダーをしてコーヒーが出来上がるのを待っていました。
出来上がったコーヒーをもらって席に戻ろうとすると、1人の女性スタッフの方が話しかけてきました。
「先日はお菓子を差し入れて頂き、ありがとうございました。とても美味しく頂きました」
そのスタバの女性スタッフの方は、丁寧に数日前の差し入れのお礼を言ってくれたのでした。
僕は素直に驚きました。
なにも「俺にホの字なのか?(惚れているのか?の意味)」と思って驚いたわけではありません。さすがの不肖エムオーもそこまで勘違い野郎ではありません。
わざわざお礼を言いに来てくれたことに驚いたのです。
しかし、これだけならホスピタリティ溢れるスタバの店員さんがする行動として、そこまで驚くことではないとも言えます。
僕が驚いたのは、どう見てもそのスタバの女性店員さんの年齢が若かったからです。
- 年齢が若いのにわざわざお礼を言いにくるほど気を遣えること
- 見るからに若いのに言葉遣いがやたらと綺麗だったこと
不肖エムオーはこの2つの点に大いに驚いたのでした。
他の店員さんは日が変わってるのにわざわざお礼を言って来てくれることはなかったので、なおさらエムオーは驚いたのでした。
ただ、だからといって「もしかして抱かれたいのか?」と思ったわけではありません。
もしもそんな勘違い野郎だったら、とっくにシャバにはいないでしょう。
丁寧にお礼を言われた不肖・エムオーは、「とんでもないです。いつも皆さんにはよくして頂いているので。こちらこそいつもありがとうございます。」と答えました。
控えめに言っても、我ながらスマートです。
もっと年齢が上だと思っていた…
その日にその店員さんと会話をしたのはそれぐらいだったのですが、後日スタバに行くとその店員さんが再びいらっしゃる時がありました。
そのスタバの店員さんはレジに入っていました。
不肖・エムオーはいつもどおりレジの列に並び、自分の順番が来るの待っていました。
並んでいると接客している声がどうしても聞こえてくるのですが、その店員さんはめちゃめちゃコミュ力が高い事に気づきました。
お客さんと絶妙に会話をしながら、レジ業務をこなしていました。
エムオーの順番が来てドリンクをオーダーしようとしたところ、その店員さんは僕のこと覚えてくれていて会話の流れでおすすめのメニューを教えてくれました。
そろそろこの店員さんのルックスにもふれておきたいと思います。
皆さんきっと気になっていることでしょう。
まさにぴったりの言葉で、その店員さんのことを紹介したいと思います。
「立てば芍薬 座れば牡丹」
おわかりいただけただろうか?
もう1度言いましょう。
「立てば芍薬 座れば牡丹」
この言葉の意味が分からない人はいないと信じたいのですが、万が一いたことを考えて補足しておきましょう。
「立っても座っても、また歩いても姿が艶やかで魅力的な美人の形容」という意味です。
「不肖・エムオーはいつ彼女が座ってるところ見たんだ?」そんな疑問を持つ輩は、大事な用事がある日の前日に寝つきが悪くなるであろう。さらに「寝とかないとやばい」というプレッシャーのせいで、さらに寝れなくなるでしょう。
とにかく、何が言いたいかと言いますと、その店員さんは非常に美しくもあり可愛くもあるといった女性なんです。
不肖・エムオーもこの店員さんを最初に見た時に、「ずいぶん可愛い子がいるんだな」と思ったのは事実です。
ドリンクのオーダーの際に再び会話をしたこともあって、その店員さんともエムオーは顔見知りになり、スタバに行った時にその店員さんがいる時は、挨拶をしたり少し話す仲になっていました。
「ところでその店員さんはいったい何歳ぐらいなんだ?」そんなことが気になってる人も多いでしょう。
無理もありません。
なんてったって「立てば芍薬 座れば牡丹」ですからね。
アイドル時代の小泉今日子も真っ青です。
正直に言うと不肖エムオー、女性の年齢を見た目から全然判断できません。
このスタバの店員さんは見た目は若いのですが、
不肖の中では
- コミュ力が異常に高い
- 言葉遣いが綺麗で大人っぽい
この2点によってかなりフィルターがかかっていました。
「たぶん24歳か25歳ぐらいかな」
漠然とそんな予想をしていました。
もしかしたら23歳ぐらいかな、かなり若かったとしてもそれぐらいの年齢だろうと思っていたんです。
それからというもの、そのスタバの店員さんはホールを回る時など、僕のテーブルの付近に来ると話しかけてくれるようになっていました。
「ゆっくりお話ししてみたいです」
そんなことも言ってくれるようになっていました。
とはいっても僕はアラフォーです。
自分の年齢を自覚しています。
「とっても嬉しいけど、社交辞令だろうな」そんな風に考えていました。
いや、もとい、そんな風に考えるようにしていました。
どうしてかって?傷つくのが怖いからですよ。
一般的に25歳ぐらいの女性が、アラフォー男性を相手にすることは考えにくいでしょう。
しかもそのアラフォー男性はスタバでパソコンを開いていて、何の仕事をしているのかも見当がつかない状態なわけです。
「エムオーはずいぶん大人なんだな。全然浮かれないんだな」
そう思った男性陣も少なくないでしょう。
しかし、エムオーはいま部屋で1人でパソコンのキーボードを叩いていて、落ち着いたテンションでこの文章を書いています。
つまり、不肖・エムオーは理性にあふれた状態です。
もしも背後で「理性に溢れた君!」と声をかけられたら、「はい?」と言って振り向いてしまうほどに理性に溢れています。
まさに不肖・理性。
きっとスタバでその店員さんから嬉しい言葉をかけられた時のエムオーは、床に上唇がつく程に鼻の下が伸びていたことでしょう。
その日スタバを出た後に、やたら上唇が乾いていた気がするのはきっとそのせいだったんだろうな。
もしも近くに言葉を覚えている最中の子連れの親子がいたなら、きっとお母さんは「デレデレした顔っていうのはああいう顔のことを言うのよ」と言って、我が子に「デレデレした顔」がどういった顔なのかを説明していたことでしょう。
そしてそのお子様も「デレデレした顔」がどういった顔なのか、僕の顔を通してしっかりとインプットしたことでしょう。
不肖・エムオー、恥をさらしても人様のお役に立てれば光栄です。
全然24歳・25歳じゃなかった…
テーブル付近に来てくれて会話をしている中で、そのスタバの店員さんの年齢を聞く流れになりました。
たしか
「ご飯とか行くにしても、かなり年齢も違うからちょっとねぇ」
そんなようなことを、なんとか理性を必死に保とうとしてるエムオーは言った気がします。
ちなみにエムオーが思っている彼女の年齢は、24歳もしくは25歳、若くても23歳です。
そのスタバの店員さんは、僕に自分の年齢を言いました。
店員さんの年齢は、僕の予想を遥かに上回るものでした。
予想を上回ると言うと、少し分かりづらいことになってしまいますが、予想は上回ったのですが、年齢的には予想を下回ったのです。
それもかなり…。
その店員さんは、自分の年齢を天真爛漫に僕に伝えました。
「今19歳ですっ」
驚き桃の木山椒の木!!!!!!!!
青天の霹靂!!!!!!!!
驚心動魄!!!!!!!
※「きょうしんどうはく」と読みます。非常に驚くの意味
不肖・エムオーが飲んでいたコーヒーを噴き出すどころか、穴という穴からコーヒーを噴き出してしまったことは言うまでもありません。
しかし、エムオーの驚愕具合とは裏腹に、スタバの店員さんとエムオーはさらに仲良くなっていくのでした。
今回はこの辺で…。
かなり長くなってしまいました。
続きはまた次回ということで。
次回!第3話『ドキドキさせるぜ ドキンちゃん』
絶対読んでくれよな!
続きの第3話はこちら。
第1話を読んでない人はこちら。